2014年07月24日

国際ロマンス詐欺団A

国際ロマンス詐欺団に関する私のブログを読まれた方々からこれまで何件かご相談をいただき、残念ながら被害が拡大しているようですので、警鐘を鳴らす意味で改めて詐欺団の典型的な手口をいくつか紹介しておこうと思います。

1.SNSや出会い系サイト内で声を掛けてきて、チャットを繰り返す中で優しい語り口や甘い言葉で被害者のハートを射止めて国際結婚を匂わす。また裕福な家庭で育ったことを語り、日本での事業資金、あるいは不動産の購入資金名目等で数億円単位の現金を持ち込む(もしくは送金する)話を進めて被害者を舞い上がらせるが、持ち込む途中立ち寄った空港(マレーシアやインドネシアを語るケースが多い)でその現金が原因で税関に捕まり、解決するためのお金を至急送ってほしいと連絡をしてきてお金を送らせる。初めは税金名目でお金を送らせ、そこから罰金やマネーロンダリングの疑惑を晴らすための費用等、色々な名目を使ってお金を送るよう要求してくる。
2.アメリカの軍人を語り、任務中(アフガニスタンが多い)に金塊を発見した。今あるところに隠してあるが自国には持ち込めないので一旦預かってほしい。換金して山分けしようと持ちかけ、そこから自国の家族が重病で多額の治療費が必要だからお金を貸してくれないかといった懇願が始まる。また1のケースと同様に、金塊を持ち込む手続き上のトラブルを装い、解決のためのお金を送らせる。
3.マレーシアの銀行員を名乗り、多額の預金を残して亡くなった顧客がいるが、家族がいなくて今は休眠口座になってしまっている。海外の口座であれば送金も可能なので受取人になってほしいなどと言い、そこから様々な個人情報を聞き出そうとする。
4.自分は弁護士をしているが、クライアントが莫大な遺産を残して亡くなった。故人の遺志で日本に投資するように言われているので協力してほしいなどと言い、言葉巧みに相手の射幸心をあおり、上記のケース同様お金を被害者から騙し取る。

他にも手口はありますが、大体お金を騙し取る舞台は外国の空港が多いです。空港で捕まったと言われたらそれは間違いなく詐欺です。被害者の方々は自分の送金したお金を無駄にはさせまいとどんどん深みにはまってしまうケースが多く、一度送金してしまうと詐欺団の思うつぼになりかねませんので、絶対に、絶対に送金してはなりません!!! もしお金の話しが出たら即その男(女)との通信は遮断してください。未練がましく連絡してはダメです!

尚、詐欺団の特徴として、とっかかりのメッセージは「あなたのプロフィールを見てステキな方だと思い、連絡しました。よかったらメールアドレスを教えるので直接話しませんか。連絡待っています。」といった内容のものが多いです。またメッセージもごく短時間で(いくらなんでもそんな速くタイプできないだろうという速さで)大量に送ってくるのも特徴です。(明らかに事前に用意したメッセージを無差別に送っている。)
何か質問をしてみて質問の答えになっていないメッセージが返ってきたら、そいつは詐欺です。すぐ逃げてください。
当然メッセージは英語で送られてくるので英語が堪能な方が被害者になってしまうのですが、稀に翻訳機を使って日本語で語りかけてくるケースもあるので気を付けてください。
posted by マーベリック at 17:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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