2014年07月30日

日本の誇るべき文化

皆さんの周辺の道路にもカーブミラーがいくつか立っていることと思いますが、あれって安全確認にすごく役立っていますよね。
私の自宅近くの見通しの悪い交差点にもカーブミラーがあるのですが、そのうちの一つが一週間ほど前から真っすぐの方向を見てしまっていました(近くでマンションの建設工事をしているので恐らくトラックがぶつかって向きを変えてしまったのでしょう)。いつもミラーを見ながら交差点を渡っている私は初め曲がってしまっていることに気付かずに、何で自分が映るんだろうなどと、あまり深く考えずに通過していたのですが、ある日ミラーに映らなかった車が自分の前を横切り、そこでやっとミラーが曲がっていることに気付き、こいつは危ない、もし子供が(もちろん大人も)ミラーを見て渡ったら事故に繋がるのは必至だと、昨日江東区役所に連絡をし、直してもらうよう申し入れをしました。

まぁ直るのに2,3日は掛かるかなと思っていたのですが、今朝見たらもうしっかり直してあり、対応の早さに感心、感激するとともに、この素晴らしい文化を日本人として誇りに思いました。

実は以前(これもブログに残そうと思って書きそびれていた)、自宅のマンションの機械室にある端末が原因で光ファイバーが使えなくなってしまい、あいにく次の日が土曜日でマンションの管理人が午前中に帰ってしまうため、土曜の朝NTTに連絡を入れて何とか午前中に直してもらえないかとお願いしたのですが、担当の男性は「あいにく本日の午前中は工事が目いっぱい入っていて対応できません。」とのつれない返事。仕方ないので管理人に会いに一階まで下りて、特別に午後少し残ってもらえないか、あるいは管理会社から誰か他の人を午後手配できないかと無理なお願いをしてみるも、あえなくそれはできないとの返事。部屋に戻った私は諦めきれず、再度NTTに電話をして週末2日間ネットに繋がらないのは本当に辛いので(当時私はまだスマホを使っていなかった)何とかならないかと懇願したところ、電話に出たその女性は社内で確認するのでとおっしゃったあと折り返し電話をくださり、管轄外からなんとかメンテナンスの者を確保できたので午前中大丈夫ですとのこと。これには私も感謝感激し、その場で深謝申し上げたのはもちろん、工事終了後に再度NTTに電話を入れて、工事が無事終わったので彼女にお礼を伝えてほしい旨お願いをして電話を切った次第です。

これぞ正に日本の誇るべきホスピタリティではないでしょうか。
諸外国では何か修理を依頼しても公共サービスはもちろんのこと、民間のサービスでさえ一週間は平気で待たせると聞きます。
日本人であることに感謝しないといけないですね。
posted by マーベリック at 15:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2014年07月24日

国際ロマンス詐欺団A

国際ロマンス詐欺団に関する私のブログを読まれた方々からこれまで何件かご相談をいただき、残念ながら被害が拡大しているようですので、警鐘を鳴らす意味で改めて詐欺団の典型的な手口をいくつか紹介しておこうと思います。

1.SNSや出会い系サイト内で声を掛けてきて、チャットを繰り返す中で優しい語り口や甘い言葉で被害者のハートを射止めて国際結婚を匂わす。また裕福な家庭で育ったことを語り、日本での事業資金、あるいは不動産の購入資金名目等で数億円単位の現金を持ち込む(もしくは送金する)話を進めて被害者を舞い上がらせるが、持ち込む途中立ち寄った空港(マレーシアやインドネシアを語るケースが多い)でその現金が原因で税関に捕まり、解決するためのお金を至急送ってほしいと連絡をしてきてお金を送らせる。初めは税金名目でお金を送らせ、そこから罰金やマネーロンダリングの疑惑を晴らすための費用等、色々な名目を使ってお金を送るよう要求してくる。
2.アメリカの軍人を語り、任務中(アフガニスタンが多い)に金塊を発見した。今あるところに隠してあるが自国には持ち込めないので一旦預かってほしい。換金して山分けしようと持ちかけ、そこから自国の家族が重病で多額の治療費が必要だからお金を貸してくれないかといった懇願が始まる。また1のケースと同様に、金塊を持ち込む手続き上のトラブルを装い、解決のためのお金を送らせる。
3.マレーシアの銀行員を名乗り、多額の預金を残して亡くなった顧客がいるが、家族がいなくて今は休眠口座になってしまっている。海外の口座であれば送金も可能なので受取人になってほしいなどと言い、そこから様々な個人情報を聞き出そうとする。
4.自分は弁護士をしているが、クライアントが莫大な遺産を残して亡くなった。故人の遺志で日本に投資するように言われているので協力してほしいなどと言い、言葉巧みに相手の射幸心をあおり、上記のケース同様お金を被害者から騙し取る。

他にも手口はありますが、大体お金を騙し取る舞台は外国の空港が多いです。空港で捕まったと言われたらそれは間違いなく詐欺です。被害者の方々は自分の送金したお金を無駄にはさせまいとどんどん深みにはまってしまうケースが多く、一度送金してしまうと詐欺団の思うつぼになりかねませんので、絶対に、絶対に送金してはなりません!!! もしお金の話しが出たら即その男(女)との通信は遮断してください。未練がましく連絡してはダメです!

尚、詐欺団の特徴として、とっかかりのメッセージは「あなたのプロフィールを見てステキな方だと思い、連絡しました。よかったらメールアドレスを教えるので直接話しませんか。連絡待っています。」といった内容のものが多いです。またメッセージもごく短時間で(いくらなんでもそんな速くタイプできないだろうという速さで)大量に送ってくるのも特徴です。(明らかに事前に用意したメッセージを無差別に送っている。)
何か質問をしてみて質問の答えになっていないメッセージが返ってきたら、そいつは詐欺です。すぐ逃げてください。
当然メッセージは英語で送られてくるので英語が堪能な方が被害者になってしまうのですが、稀に翻訳機を使って日本語で語りかけてくるケースもあるので気を付けてください。
posted by マーベリック at 17:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2014年07月18日

裁判所がおかしい

昨日の父子関係の争いに関する最高裁判所の判決、皆さんはどう感じたでしょうか?
私は大いに違和感を覚えました。
最近週刊誌等で、昨今の裁判所の首を傾げる判決の多さを嘆く記事をちょくちょく見かけますが、昨日の判決はその最たるものだと思います。
DNA鑑定の結果はもちろんのこと、母親自身が当初から不倫相手の子であると認めて上告人と離婚し、子供と血の繋がった実の父親と再婚してその子供と一緒に平和に暮らしているのです。
何故その平穏を乱すような判決を下すのか、私には理解できません。
法律がそうなっているからとかいう理屈ですが、ここで一番に優先すべきは子供の幸せではないでしょうか。
子供は将来に渡ってこの先ずっと二人の父親のはざまで悩み続けることになるのです。こんな不幸を強いる裁判官の人間性を疑います。裁判官は頭のいい方たちであることは認めますが、もっと世間にもまれて社会の荒波を経験し、良識と思いやりを兼ね備えた真に国民に幸福をもたらす人が裁判官になるべきだと思います。

また上告人についてですが、彼は他人の幸福より自分の幸福感を満たすことしか頭にない、悲しい男性のように思えてなりません。長期間に亘って裁判をする時間があるのなら、まだ40代と若いのですから新しい伴侶を見つけて新しい家庭で幸せを築けばいいじゃないか、何故新しい家庭を持った前妻や子供の幸せを踏みにじるようなことをするのか...。
私は「去る者は追わず」を美徳として捉えていますが、最近のストーカーによる殺人事件といい、どうしてこうも「去る者をとことん追いかける」思考を持つ人が増えてしまったのでしょう?あくまでも自分を中心に物事を考えてしまう、全く嘆かわしい風潮です。
本当の愛とは愛する人の幸福を第一に考えることだと思うのですが...。
posted by マーベリック at 17:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記