2012年08月03日

銀行預金を払い出す。

遺産分割協議書を作成したら、その協議書に基づいて預金の払い出しや不動産の名義変更等の手続きを進めていくことになります。
 

まず銀行預金ですが、相続があるとご存じのとおり、銀行預金は引き出せなくなります。
相続が開始すると、亡くなった人の財産は相続人の共有・合有となり、
遺産分割が確定するまでは、一部の相続人が勝手に預金を引き出して他の相続人の権利を侵害することを防止するために、銀行は預金の引き出しを凍結します。
ただ葬儀費用等急ぎの資金が必要な場合は引き出しに応じてくれることもありますので、まずは銀行に相談してみましょう。
実際には銀行が相続の開始を知る前に故人の預金の一部を引き出しているケースが多いようですが...。
 

預金を解約したり、名義変更したりして引き出すためには、銀行に次のような書類を提出する必要があります。(銀行によって若干提出書類に違いあり。)

@ その銀行預金を誰が取得したかを具体的に示す遺産分割協議書
A もし@を作成していない場合は、引き出すことに相続人全員が承諾した旨を示す承諾書 (銀行所定の用紙があります。)
B 故人の戸(除)籍謄本及び相続人の戸籍謄本
C 銀行所定の死亡届出書
D 相続人全員の印鑑証明書

印鑑証明書については基本的に戻ってきませんので
(何故印鑑証明書だけ原本確認ではだめなのか理由が明確ではありませんが)、
遺産分割協議書にある各財産分の原本を用意したほうが良いでしょう。

posted by マーベリック at 20:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 相続手続き