いつも堅い話が多いので、今日はちょっと柔らかめの話題にしましょう。
先日サッカー日本代表のアギーレ新監督が来日しました。
いかつい顔つきからして何か刺激的な豊富が聞けるかと思いきや、全くの期待外れでした。
別に外国から新監督を招くのが悪いとは言いませんが、何故日本国内から監督を選ぼうとしないのでしょうか。日本にも優れた監督はたくさんいると思いますし、日本人のほうがより危機感を持って監督業に当たれると思うのです。外国人はいちいち通訳を介さないと選手とコミュニケーションが取れませんし、仮に期待された結果が伴わなくても「残念だ」の一言で自国に帰れば済んでしまいます。実際ザッケローニ氏も含め、過去のほとんどの外国人監督が給料泥棒じゃないかと巷で囁かれているようです。
日本サッカー協会の旧態依然のこのやり方では、私は日本サッカーが強くなるとは思えません。
アギーレ監督は守備的サッカーを目指すようですから、益々つまらんサッカーになるような気がします。
そこで今日は、もし私がサッカーの監督だったらという想定で、どんなチームを作るか持論を展開したいと思います。尚、これはあくまで素人構想であり(もちろん私にもサッカーの経験はありますが)、サッカーのプロの方からすれば荒唐無稽だと笑われるのは百も承知の上です。従って私に対する抗議や非難、誹謗中傷は一切受け付けません(笑)。あしからず。
1.ボールを持った選手は前にスペースがある限り、とにかくドリブルで仕掛けて少しでも前へボールを持ち込む。パスをするのは前にスペースがないときだけ。もちろんゴールを狙えそうな選手が前にいたなら即パスを出すのは可。
(日本代表選手は自分の前に大きなスペースがあるにもかかわらず、キョロキョロと周りを見渡してパスを出す相手を探している。なぜ前へ進んで陣地を稼ごうとしないのか。呆れてしまう。)
2.基本的にバックパスは不可。前にパスを出す選手がいなければ自分でボールを敵陣深く持ち込む努力をせよ。もちろん他の選手はボールを持った選手をフォローすべく、素早く敵陣へ走りこまねばならない。
ただ相手の選手に囲まれて前へ進めないと思われるときはバックパスも可とする。
(日本代表は、君たちは攻める気があるのか問いたいくらい、とにかくバックパスが多い。ひどい場合だとゴールを目前にしながら自分でシュートを打たず、バックパスを出す選手がよくいる。挙句の果てゴールならずだ。本当に見ていてイライラする。)
3.ゴールが見えたらとにかくシュートを打つ。常に自分が試合を決めてやるくらいの気概を持って貪欲にゴールを狙え!たとえゴールならずとも、そこからチャンスが生まれることはよくある。
(前述のバックパスはもってのほかだが、日本代表はゴールよりもパスを出す相手を探しているかのような、極めて消極的なプレーをする選手が多い。南米やヨーロッパの選手のような、思い切ったミドルシュートが打てる選手が少ないのはさびしい限りだ。またおどおどしたパスから相手にボールを奪われるケースが本当に多い。)
4.反則を誘うのではなく、反則させないくらいの速さで攻め抜け!シミュレーションで倒れるような選手は即交代!タックルされても簡単に倒れないくらい強くなれ!
(これは日本の選手に限らないが、タックルされてものすごく大げさに倒れて相手の反則を取ろうとする選手、あれは本当にみっともないし、ものすごくカッコわるい。反対にタックルされても巧みに相手をかわしたり、体勢を立て直してゴールに向かおうとする選手はすごくたくましいしカッコいい。)
5.ゲーム終盤、試合をリードしていたとしても常に次のゴールを狙え!ボールのキープなどということは一切考えるな!
(サッカーの一番つまらないところは試合の内容よりも結果が重視される点。
「引き分けで良し」などというスポーツは他にあるだろうか。試合終盤、リードしているチーム、あるいは引き分けで良しとするチームがボールを味方同士で回したり、ライン際でこそこそとボールをキープしようとするシーンをよく見るが、あれって本当にせこいし、不快千万、観客をバカにしていると思いませんか? 最後まで全力で戦う、これこそがスポーツの醍醐味だと思います。)
以上読んでいただいてお分かりのとおり、私のサッカーは超攻撃的サッカーです。「攻撃は最大の防御なり」です。恐らく試合は大味になって失点も増えるでしょう。しかし選手が攻める気持ちを失わない限り、失点したとしても私は選手を責めたりはしません。スポーツにおいて守り抜いたという充実感よりも、攻め抜いたという充実感の方がはるかに上回ることを選手には知ってもらいたいのです。またそういう試合は見ている方も大いに楽しめるでしょう。
サッカー関係者の方々、私にチームを任せてみませんか(笑)。世界一強いチームとは言いませんが、世界一エキサイティングで面白いサッカーをするチームを作る自信あります。
2014年08月15日
2014年08月14日
恥ずべき日本の文化
先日「日本の誇るべき文化」について書きましたが、今日は逆に「恥ずべき文化」について論じたいと思います。
昨日の読売新聞夕刊で、人工肛門を持つ「オストメイト」と呼ばれる障害者が入浴施設の利用を断られるケースが各地で起きているという記事を読んで、本当に悲しくなりました。
専門家の話では、「衛生上問題はなく、拒むべきではない」としているにもかかわらずです。
ある施設長は今後も断り続けると明言しているようですが、日本は他の先進国に比べ、障害者に対してすごく冷たい国だと思います。盲導犬や聴導犬などの介助犬の入場を未だに断る施設が多いとも聞きます。それに障害者用トイレや、障害者優先の駐車場やエレベーター等を平気で利用する健常者が多いのも日本の特徴でしょう。
これは正に日本の恥ずべき文化です。アメリカなどへ旅行すると分かりますが、かの国ではどこへ行っても障害者最優先です。日本との違いを思い知らされます。
障害者への理解というよりも、自分がもし障害を持ったならという想像ができないのでしょう。
体にハンディキャップがあるだけで差別を受けたらどんなに悲しいことか、なぜもっと他人を思いやることができないのでしょうか。
あなた方は今たまたま健常者かもしれませんが、いつ何どき障害を持つとも限りません。
政府は口先だけでは2020年の東京オリンピック、パラリンピックに向けて各施設の見直し、障害者支援を行うとしていますが、その本気度が試されると同時に、私たち各個人が意識改革を行っていかないと、この恥ずべき文化を永遠に卒業できないでしょう。
昨日の読売新聞夕刊で、人工肛門を持つ「オストメイト」と呼ばれる障害者が入浴施設の利用を断られるケースが各地で起きているという記事を読んで、本当に悲しくなりました。
専門家の話では、「衛生上問題はなく、拒むべきではない」としているにもかかわらずです。
ある施設長は今後も断り続けると明言しているようですが、日本は他の先進国に比べ、障害者に対してすごく冷たい国だと思います。盲導犬や聴導犬などの介助犬の入場を未だに断る施設が多いとも聞きます。それに障害者用トイレや、障害者優先の駐車場やエレベーター等を平気で利用する健常者が多いのも日本の特徴でしょう。
これは正に日本の恥ずべき文化です。アメリカなどへ旅行すると分かりますが、かの国ではどこへ行っても障害者最優先です。日本との違いを思い知らされます。
障害者への理解というよりも、自分がもし障害を持ったならという想像ができないのでしょう。
体にハンディキャップがあるだけで差別を受けたらどんなに悲しいことか、なぜもっと他人を思いやることができないのでしょうか。
あなた方は今たまたま健常者かもしれませんが、いつ何どき障害を持つとも限りません。
政府は口先だけでは2020年の東京オリンピック、パラリンピックに向けて各施設の見直し、障害者支援を行うとしていますが、その本気度が試されると同時に、私たち各個人が意識改革を行っていかないと、この恥ずべき文化を永遠に卒業できないでしょう。
2014年07月30日
日本の誇るべき文化
皆さんの周辺の道路にもカーブミラーがいくつか立っていることと思いますが、あれって安全確認にすごく役立っていますよね。
私の自宅近くの見通しの悪い交差点にもカーブミラーがあるのですが、そのうちの一つが一週間ほど前から真っすぐの方向を見てしまっていました(近くでマンションの建設工事をしているので恐らくトラックがぶつかって向きを変えてしまったのでしょう)。いつもミラーを見ながら交差点を渡っている私は初め曲がってしまっていることに気付かずに、何で自分が映るんだろうなどと、あまり深く考えずに通過していたのですが、ある日ミラーに映らなかった車が自分の前を横切り、そこでやっとミラーが曲がっていることに気付き、こいつは危ない、もし子供が(もちろん大人も)ミラーを見て渡ったら事故に繋がるのは必至だと、昨日江東区役所に連絡をし、直してもらうよう申し入れをしました。
まぁ直るのに2,3日は掛かるかなと思っていたのですが、今朝見たらもうしっかり直してあり、対応の早さに感心、感激するとともに、この素晴らしい文化を日本人として誇りに思いました。
実は以前(これもブログに残そうと思って書きそびれていた)、自宅のマンションの機械室にある端末が原因で光ファイバーが使えなくなってしまい、あいにく次の日が土曜日でマンションの管理人が午前中に帰ってしまうため、土曜の朝NTTに連絡を入れて何とか午前中に直してもらえないかとお願いしたのですが、担当の男性は「あいにく本日の午前中は工事が目いっぱい入っていて対応できません。」とのつれない返事。仕方ないので管理人に会いに一階まで下りて、特別に午後少し残ってもらえないか、あるいは管理会社から誰か他の人を午後手配できないかと無理なお願いをしてみるも、あえなくそれはできないとの返事。部屋に戻った私は諦めきれず、再度NTTに電話をして週末2日間ネットに繋がらないのは本当に辛いので(当時私はまだスマホを使っていなかった)何とかならないかと懇願したところ、電話に出たその女性は社内で確認するのでとおっしゃったあと折り返し電話をくださり、管轄外からなんとかメンテナンスの者を確保できたので午前中大丈夫ですとのこと。これには私も感謝感激し、その場で深謝申し上げたのはもちろん、工事終了後に再度NTTに電話を入れて、工事が無事終わったので彼女にお礼を伝えてほしい旨お願いをして電話を切った次第です。
これぞ正に日本の誇るべきホスピタリティではないでしょうか。
諸外国では何か修理を依頼しても公共サービスはもちろんのこと、民間のサービスでさえ一週間は平気で待たせると聞きます。
日本人であることに感謝しないといけないですね。
私の自宅近くの見通しの悪い交差点にもカーブミラーがあるのですが、そのうちの一つが一週間ほど前から真っすぐの方向を見てしまっていました(近くでマンションの建設工事をしているので恐らくトラックがぶつかって向きを変えてしまったのでしょう)。いつもミラーを見ながら交差点を渡っている私は初め曲がってしまっていることに気付かずに、何で自分が映るんだろうなどと、あまり深く考えずに通過していたのですが、ある日ミラーに映らなかった車が自分の前を横切り、そこでやっとミラーが曲がっていることに気付き、こいつは危ない、もし子供が(もちろん大人も)ミラーを見て渡ったら事故に繋がるのは必至だと、昨日江東区役所に連絡をし、直してもらうよう申し入れをしました。
まぁ直るのに2,3日は掛かるかなと思っていたのですが、今朝見たらもうしっかり直してあり、対応の早さに感心、感激するとともに、この素晴らしい文化を日本人として誇りに思いました。
実は以前(これもブログに残そうと思って書きそびれていた)、自宅のマンションの機械室にある端末が原因で光ファイバーが使えなくなってしまい、あいにく次の日が土曜日でマンションの管理人が午前中に帰ってしまうため、土曜の朝NTTに連絡を入れて何とか午前中に直してもらえないかとお願いしたのですが、担当の男性は「あいにく本日の午前中は工事が目いっぱい入っていて対応できません。」とのつれない返事。仕方ないので管理人に会いに一階まで下りて、特別に午後少し残ってもらえないか、あるいは管理会社から誰か他の人を午後手配できないかと無理なお願いをしてみるも、あえなくそれはできないとの返事。部屋に戻った私は諦めきれず、再度NTTに電話をして週末2日間ネットに繋がらないのは本当に辛いので(当時私はまだスマホを使っていなかった)何とかならないかと懇願したところ、電話に出たその女性は社内で確認するのでとおっしゃったあと折り返し電話をくださり、管轄外からなんとかメンテナンスの者を確保できたので午前中大丈夫ですとのこと。これには私も感謝感激し、その場で深謝申し上げたのはもちろん、工事終了後に再度NTTに電話を入れて、工事が無事終わったので彼女にお礼を伝えてほしい旨お願いをして電話を切った次第です。
これぞ正に日本の誇るべきホスピタリティではないでしょうか。
諸外国では何か修理を依頼しても公共サービスはもちろんのこと、民間のサービスでさえ一週間は平気で待たせると聞きます。
日本人であることに感謝しないといけないですね。